● 強力な殺菌力 殺菌・消毒力は極めて強く、遊離残留塩素を0.4〜1.0mg/lに保つことにより、水中の大腸菌等を殺菌し、ウイルスを不活性化します。
pH調整の必要はありません。
プール水ほぼ中性を保ちます。
水質の変化による設備の腐食・塗装への影響の心配はほとんどありません。
● 清澄効果カルシウム系の薬剤ですから、清澄効果に優れ、プール水の透明度が増します。
成分及び 分量又は本質 300g(1錠20g×15錠) 日本薬局方 サラシ20g (有効塩素70%以上) (梅雨製次亜塩素酸カルシウム) メーカー名 日本曹達株式会社 用法及び用量 1.プールの水の殺菌消毒 日曹ハイクロン(錠剤)-20を水に溶かした残留有効塩素1%溶液〔日曹ハイクロン(錠剤)-20を20Lの水に15錠の割合に溶かした溶液〕を作り、これを所要量だけ柄しゃく等でプールの水面に散布する。
また、本品を直接プールに散布するか、連続溶解注入装置により注入する。
直接散布の場合はプール水4〜5m3に本品1錠の割合でプールの水面に散布する。
連続溶解注入装置により連続的に注入する場合は、プール水中の残留塩素が0.4〜1.0mg/Lになるように溶解注入する。
2.プール用足洗い場及び腰洗い槽水の殺菌消毒 本品を足洗い場及び腰洗い槽水1m3に10〜15錠の割合で投入する。
使用時に残留塩素が50〜100mg/lになるように、不足の場合は、追加投入する。
連続溶解注入装置により連続的に注入する場合は、足洗い場及び腰洗い槽水の残留塩素が50〜100mg/lになるように注入する。
3.飲料水の殺菌消毒 井戸に直接錠剤を適当量投入するか、または連続注入装置により連続的に注入する。
日曹ハイクロン(錠剤)-20を井戸水16TON当り1錠の割合で投入する。
4.汚水の殺菌消毒 し尿浄化装置、し尿消火装置、汚水処理装置等からの汚水、家庭、公共設備、工場等からの汚水、生し尿及び有機物質や雑菌を含有する汚水の殺菌消毒には、本品を汚水中に残留塩素が認められる量を直接投入するか、または連続溶解注入装置で連続的に注入する。
取扱上の注意 危険防止のために 日曹ハイクロンは塩素化イソシアヌル酸系消毒剤(メルサン、ハイライト、ネオクロール、ポンシロール、ペースサン、ペースリッチ、マスター等)とは絶対に混合しないでください。
混合した場合、有毒ガスや塩素ガス等が急激に発生したり、爆発することがあります。
日曹ハイクロンは酸・脱塩素剤(還元性物質:チオ硫酸ソーダ、亜硫酸ソーダ等)・油脂・グリースやその他の可燃物とは、混合したり、接触しないでください。
混合した場合、塩素ガスや酸素ガス等が急激に発生したり、爆発や発火することがあります。
絶対に飲み込まないでください。
飲み込んだ場合、粘膜や消化器官等の細胞組織を破壊します。
眼に入れないように、保護メガネを着用してください。
眼に入れた場合、眼を刺激し、炎症を起こし、激痛が走ります。
粉塵を吸入しないように、防塵マスクを着用してください。
粉塵を吸入した場合、呼吸器を刺激し、粘膜に炎症を起こし、激痛が走ります。
皮膚に触れないように、ゴム手袋や保護用前掛けを着用し、取扱い後には顔や手等を充分に洗ってください。
子供に扱わせないでください。
子供の手の届かない場所に保管してください。
保管や取扱いについて 火気のある場所、高温の場所(ボイラー室、機械室)や直射日光を避けて保管してください。
湿気の少ない涼しい場所に保管してください。
水に濡れないようにしてください。
製品容器を破損したり、強い衝撃を与えないでください。
他の容器や袋に詰め替えないでください。
詰め替えると、本品の識別ができなくなります。
器具は磁器、樹脂やガラス製等を使用してください。
応急処置について 眼に入った場合は、直ちに清水で洗眼(特に眼球やまぶたの隅々まで)し、速やかに眼科医の手当を受けてください。
飲み込んだり吸い込んだりした時は、応急処置を行い、直ちに医師の手当を受けてください。
皮膚や衣類に付着した場合は、直ちに払い落とし、水で洗浄してください。
火災の時について 火災が発生した場合は、本品を火災現場から直ちに遠ざけてください。
大量の水で消火してください。
処分、廃棄する時について 本品を、ごみ箱・ごみ捨て場には捨てないでください。
火災の原因になることがあります。
本品を処分する場合、販売店等にご相談ください。
使用済みダンボール・内袋(ポリエチレン)の処分については、各地域のごみの処分方法に従い廃棄してください。
なお、内袋については十分洗浄し、乾燥したあと処分してください。